White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

困りごと

 

この森の前オーナーは良い人達だった。

それは間違いない。

 

しかし、土壌に埋まったゴミたちを見ると

何故がその核心が揺らぐのだ。

 

人工芝

ビニールゴミ

植木鉢

軍手

ビニール手袋

大量の土嚢袋

絨毯

プラスチックボックス

鉄屑

塩ビ管

コンクリートブロック

食器

酒瓶

七輪 ……

 

掘れば掘るほど

土からどっさりと出てくるゴミたち。

 

家の中の残された家具たちの処分に加え

それらの処分に随分と手間と金銭が消費される。

 

 

今日も畑を拡張している途中に鍬に硬いものが当たった。

違和感を感じ手作業で掘り起こしてみればこの有様だ。

 

 

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お解りいただけるであろうか。

コンクリートブロックが地中に縦に埋まっているのだ。

 

 

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コンクリートブロックは強アルカリのため

地中に埋まると土壌がアルカリ性になってしまう。

そのため植物の成長に偏りが起こってしまうのだ。

 

土壌汚染するだけでなく、

こういったものは掘り起こすのにかなりの時間を取られる。

今日も結局目的の畑拡張できずに終わった。

こんなことが頻発してる。

 

ゴミも掘り起こすだけで終わらず、

必要があれば分解して、さらにそれらを分別し

物によってはゴミ収集所まで自ら運ばねばならない。

 

 

田舎暮らしを始めた方々の情報を読むと

不法投棄などの問題が必ず挙げられている。

それほどゴミの投棄が増えているということだ。

 

自然に戻るものならそれでも構わないのだろうが、

近代化した社会では完全に自然に戻るものが減ってきている。

 

Reduce:リデュース

Reuse:リユース

Recycle:リサイクル

 

ゴミをできるだけ減らし

できるだけ再活用し

資源の再利用を心がける。

 

この3Rを我々人間は

もっと心がけないといけないのかもしれないと

発掘されたゴミの山を見つめて私は思うのだ。

 

 

 

 

豚玉ねぎ卵とじ丼

 

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豚肉と玉ねぎをを炒めて卵でとじる。

簡単な料理だが、素朴な味は心を落ち着かせる。

 

 

 

深夜零時という筆名と

有名になりすぎた私のもう一つの筆名。

 

名が知れ渡りすぎると

見ず知らずの人間に

ありもしないことで非難されることも多い。

 

会ったこともない

ましてや、話したこともない人間に

何故そんな感情を抱くのだろうか。

恐らく私は一生その気持ちは理解できないだろう。

 

 

言葉や文字は鏡だ。

 

 

紡いで形にした言葉や文字は

いつか自分へと返ってくる。

 

 

綺麗な言葉、汚い言葉

美しい言葉、醜い言葉

優しい言葉、辛辣な言葉

暖かな言葉、冷たい言葉

 

全て己に返ってくるのだ。

 

 

ここは静かだ。

人にとやかく言われずに文字を紡げる。

 

ここは私の憩いの場であり

安全地帯。

 

 

誹謗中傷により命を落とす人間が増えていく今日。

 

大切な数少ないものをこの両手から零さぬように

心の炎を揺るがさぬように。

 

 

 

 

 

ベジタブルトマトライス

 

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今日から水無月

 

6月は春と分類されたり夏と分類されたりと

春であり夏でもある微妙な月である。

 


友人に薦められブログ村に登録して今日で丁度一週間。


私のブログは4日目に『作家・小説』4位を取得し

5日目にして『ワンプレート料理』OUTランキング2位を取得したらしい。

 

ブログ村というものがよくわからず登録したのだが、

どうやらブログのランキングをつけるサイトということを

上記の通知が届いて知った。

 

 

 

拙いブログですがいつもお読みいただき有難う御座います。

この場をお借りして感謝申し上げます。

 

水無月はどんな月になるのでしょうか。

おそらく私の思うところ、

いつものように旋風の如く過ぎ去っていくと思います。

私の場合、時間はいくらあっても足りません。

 

 

季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますので、

よく食べ、よく読み、よく眠り

お体に気をつけてお過ごしください。

 

 

 

 

納屋から出てきたモノ

 

この記事でも書いた通り、

住処にする場には前オーナーが残した物で溢れている

 


 

室内の家具や洋服といったものは

友人達に譲るものを残しほぼ処分し終わったが 

離れや納屋にはまだ沢山の物が残っている。

 

 

先日、納屋の整理をしているとこんなものを発見。

 

 

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懐中時計だ。

 

一時期私は懐中時計に凝っており、

腕時計よりも懐中時計を愛用していた時期があった。

これは安物だろうが、

懐中時計は手の収まりが良く親しみがある。

 

この懐中時計は手巻き式のようなので

動くことを期待して巻いてみる。

 

これが何かの小説の冒頭であれば

懐中時計が見事に動き

主人公を導く指標になるのかもしれないが

残念なことにこのブログは小説でもなければ

私は何かの物語の主人公でもない。

 

時計は壊れており、

針は微塵も振れなかった。

 

懐中時計以外にも鋸や錆びて動かない薪割り機など

様々なものがまだ納屋に眠っている。

 

修理すれば動きそうなもの

使えそうなものに関しては使用しているが

完全に動かないものに関しては

処分していかなければならない。

 

 

 

やることはまだまだ山積みだ。

 

 

 

近所への挨拶

 

以前書いたご近所の話の続編。

 

 

 

修復作業が少しずつ進んできたことによって

なんとか狼森にも居られるようになり、

森で過ごす時間も多くなった。

 

先延ばしにしていたご近所への挨拶。

伺わねばと思いつつ先延ばしにしていた。

 

いざ、尋常に挨拶へ。

 

 

 手土産に菓子折りを持参し、

山を越え、遠く離れた

〈ご近所〉に相当する家々へと向かう。

 

 

一番遠い場所から伺うとしよう。

 

 

一件目は呼び鈴を鳴らすと男性が出た。

以前、家を訪れた人の知り合いのようで

その方から大方話を伺っていると男性は私に話した。

とても気さくな男性で

町内会への入会の話などを相談させていただいた。

 

また、男性は私の家に最も近い〈お隣さん〉は

滅多に来ないよと私に話した。

 

手渡した手土産も喜んでもらえたようで

最後に「何かあったら声をかけてくれ」と

元気よく声をかけていただき一安心。

 

ほっと胸を撫で下ろし、

その足で二件目の家へと向かう。

 

 

 

庭先へ着くと奥から待っていましたとばかりに

老女が優雅に向かい出た。

 

独特のなテンポと雰囲気で

初対面だとは思えない距離で

老女は身の上話を止まることなく話す。

 

彼女は東京からこちらへやってきたそうで

ここの地域以外にも別荘として何件も家を所有しているそう。

前オーナーと大変親しく頻繁にお茶をしていたそうだ。

 

「またお茶友ができて嬉しいわぁ…。

早速お茶でも入れてゆっくり話しましょうかぁ…

 

 

彼女はなんとも個性的だ。

色で例えるなら紫色といったところか。

独特な口調と妖艶な雰囲気が森の中の魔女を連想させた。

 

私が手土産の菓子折りを手渡すと

彼女がじろりと袋の中を覗き込んだ。

 

「何のお菓子ぃ?」

 

そのまま受け取ってもらえるかと思った次の瞬間

 

あぁ、(お菓子の名前)ねぇ…

いらないから持って帰って頂戴」

 

目は笑っているがとても冷たく強い口調で突き返された。
何が気に入らなかったのか結局解らずじまいだったが

正直、彼女とのお茶はご遠慮したいと

心の中で思った。

 

 

 

 

気を取り直して、

最も近い〈お隣さん〉に該当する家へ。

 

お隣さんには私の家の前を見物で通っていたことについても

少し聞いてみたかった。

 

早速、庭先にいた男性に話しかけてみる。

しかし、残念なことに

男性は大工でこの家の持ち主ではなかった。

 

 

 

ちなみに私の家の前を見物しながら通っていたのは

この大工であった。

 

大工にも念の為 挨拶をし

今後は見物するような形での通行はやめてほしいとお願いした。

 

結果的にお隣さんにのみ挨拶ができなかったわけだが、

それ以降、大工による見物はなくなった。

 

 

 

今日、再びお隣さんの家へ。

今回は大工とは違う快活な男性が居た。

話しかけるとこの方が隣人のようだ。

なんでも自身の持っている山を開墾し

子供向けの林業体験を行う計画をしているらしい。

 

通りで最近時々何かの機械音が聞こえるわけだ。

 

彼の3年越しの壮大な計画を聞き

自分も頑張らねばと思った。

 

 

近所への挨拶回り。

無事に終わったことにほっと胸を撫で下ろす。

 

一山超えた先が〈近所〉という感覚に今ひとつ慣れないが

徐々に慣れていくことだろう。

 

 

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狼森の山ツツジ

 


狼森にも夕方になると蚊が出てくるようになった。

蚊除けの方法もそろそろ考えなければならないな。

 

 

 

 

 

鶏ももの竜田揚げ

 

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鶏ももの竜田揚げ。

 

私は油の少ない胸肉の唐揚げの方が好みだが、

時々もも肉でも作る。

 

私はサラダ油は使わない。

使うのはバージンオリーブ油一択。

 

揚げ物は大抵、一度に多めに揚げて冷凍保存。

 

 

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無性に揚げ物を食べたい時、

解凍して食べられるかなり便利な食材。

 

 

惣菜の揚げ物はグレードの低いラードが使われており

健康面を考えると良い物だとは言い難い。

 

 

 

酒は飲めない体質だが、

こういったつまみがあると夜も楽しめる。

 

 

さて、明日も忙しくなりそうだ。