White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

光回線、開通。

 

狼森には光回線が来ていないということが

こちらに移住してすぐに問題として浮上した。

 


 

光回線の代替えの品として

5G回線のポケットWi-Fiを用意。

 


まぁ、光回線も来てないようなところには

5G回線なんてものももちろん来ていないわけだが。

以後はこのポケットWi-Fiでなんとか凌いできた。

 

 

しかし今年3月の終わりに

私の住まう地域に光回線が入る工事が終了したことを知り、

NTTに問い合わせたところ

狼森に光回線が引けることがわかった。

 

 

面倒な契約手続きと

工事日程の調整を済ませ、

ようやく17日に光回線工事を行なった。

 

そして今、

こうして快適なネット環境で文字を紡いでいる。

 

通信データ消費の少ないZoomのみならず

FaceTimeなどの通信データ消費の多いオンライン通話も

快適に使用できる。

 

 

現代社会では

インターネットのない生活をする方が難しいと言うが

全くそのとおりだ。

 

 

 

森に茂るクレソンを使った豚肉と玉ねぎの卵綴じ。

美味。

 

 

今日は冷える。

桜が咲いたと思えば冬のような気温に逆戻り。

 

寒暖差は体に堪える。

 

 

 

さて、もうすこし頑張るとするか。

 

 

 

 

戦争の前触れ

 

戦争が起こる前触れがある。

 

 

世界的な不景気に加え

音楽、絵画、文芸といった

芸術作品に変化が起こるという話を

随分昔に耳にしたことがある。

 

どのように変化があるかというと、

“混沌と化す” のである。

 

視覚的にも

過激なものが増えるという。

 

 

 

例えば最近の音楽。

 

現在の音楽を象徴するアーティストが

目につかないのは私だけだろうか。

 

最近の音楽は流行り廃りがどの時代よりも早く

トップの座に君臨し、長く息をしている音楽家が少ない印象を受ける。

 

一曲売れるも

他の曲は売れずじまい。

その一曲以外は耳にしたこともなければ

その曲を作って演奏しているアーティストを目にすることなく終わることもある。

 

『今売れている曲』のジャンルも目まぐるしく変わり、

歌詞には自死を仄めかすようなものが多い。

 

 

これは音楽に限った話ではない。

 

漫画や小説といったものたちもそうだ。

 

 

 

インフルエンサーとして最前線で活躍する人たちでさえ

次に何が来るのか、何に光が当たるのか読めない時代。

 

それがまさしく

“混沌と化している状態”なのである。

 

 

不景気になると期待を抱く若者を利用して

搾り取るだけ搾り取ったらさようならという大人の闇が社会に蔓延する。

そうやって搾取され、

後の人生を詰まされた若者の話が増えていることを私は常々気にかけていたが

そんなことが日常茶飯事になった今、流行り戦争が勃発した。

 

 

私たちの国ではないものの

同じ地球という惑星で、同じ人間という生物同士で

命を取り合っているのだ。

 

 

 

 



何もできない自分が歯痒い。

 


せめてもの行いで私は毎晩床に着く前に

戦地にいる人々に思いを馳せる。

 


軍隊さえも持たない

まさに平和という文字を絵に描いたような国で暮らす私には

このくらいのことしかできない。

 


寄付金も支援物資も

実際は現地の人々の手に渡る前に別の者の手に渡ってしまう。

それはこの目で見て知っている。

 


日本のように治安の良い国は少ない。

例え商品やお客の荷物であろうとも、

宝石や貴金属などは窃盗されることがほとんど。

本当に現地の人に届けたいのであれば

自分で現地へ赴き届けるしかない。

 


しかし、それは許されない。

嗚呼、歯痒い。

 

 

 

 

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わかめのごま醤油麹和え。

少し火を通したので和物というより炒め物に近い感じだ。

 

サラダのようにさっぱりと。

美味。

 

 

 

 

今日で一年

 

今日でこのブログも一年を迎える。

長かったような短かったような、そんな不思議な気分だ。

 

 

 

一昨年、Twitterにただ詩を載せておくのもなんだと

記録用にg.o.a.tという縦書きブログで『狼の万覚帳』を始めた。

 


 

最初に投稿した日は3月28日。

まさに一年前の今日だ。

 


 

 

 

しかし、森へと生活拠点を移す中で問題発覚。

 


 

試行錯誤の末に

Hatena Blogへ引っ越しを行うことを決めて今日に至る。

 

 

 

 

 

振り返れば

本当に色々あった。

 

 

鉱山跡地を見つけ、

 


 

花見をし、

 

 

 

師匠に指導を頂きながら畑を行い、

 

 

 

ようやく近所へ挨拶回りができた。

 

 

 

 

虫問題にも予想以上に悩まされたな。

 


 

 

 

詩の記録用として始めたブログのはずが

田舎暮らしを綴るブログとなり

気がつけば料理ブログと化したな。

 

 

 

 

 

動物保護や保護犬についても

色々と学ばせてもらった。

 


夜一は本当に良い子だ。

今や夜一は我が家の癒し。

 

この子を我が家に迎えられて

心の底から良かったと思う。

 

 

 

 

「継続は力なり」とよく言うが、

ブログを続けることは案外難しいらしい。

 

三ヶ月に一回書けば継続という条件にしても

一年間継続してブログが書けるのはそのうちの30%のみ。

10人に3人しか継続できないと言われている。

二年間継続できる人はさらにそのうちの10%。

先日そんな記事を目にした。

 

 

 

ようやく咲き出した梅の花

 

一年を振り返り、

改めてブログを始めて良かったと思う。

一度の文章量が多い私は

Twitterよりもブログの方が少なからず向いていたと実感する。

 

自分なりに手を加えてたブログシステムも

そこそこ気に入っているしな。

 

 

 

たくさんの方とご縁を頂き、

こうして交流させて頂けている。

 

仕事柄、人と関わることが少なく

加えてコロナ禍によって人との縁が薄くなっている今日

こういった交流は

オンラインだとしてもとても貴重なことだと感じる。

 

 

私が一年間ブログを継続できたのは

日々私の拙い文章に目を通し

スターをくださる皆様のお陰。

 

感謝。

 

 

 

 

言葉を発する前に…

 

 

 

「◯年間××を患っています」

 

長らく患者と接して過ごすと

その言葉を聞く前に

何かしらの精神疾患を患っていることに気がつくことも多い。

 

向精神薬は服用すると独特の体系や人相になる。

それは末期のがん患者が独特の体系や人相になるのと似ている。

患者に長らく接することで

疾患名を発する前に

抱えている疾患に気がつくことができるようになるのだ。

 

これも一種の職業病だろう。

 

一番気付きやすいのは会話中での言葉選びや思考の仕方。

それ以外にも例えば手の震えや滑舌、

たったそれだけで気がつく場合もある。

業界では有名な話だが、

同業者でなければこの感覚はなかなか伝わりにくい。

 

 

精神疾患は昔よりはいくらかオープンになった気がするが、

それでも未だ理解されにくい現状にある。

 

この疾患は多くの場合

“心の問題”だと思われているが

実際は“疾患”であり、

思考回路を変えたところで

緩和されることはあっても

完治することはないものがほとんど。

 

目に見えない。

それがより疾患の理解を困難にさせる。

 

目に見える障害や疾患が良いと言うわけではない。

それはそれで差別や偏見を受けるからである。

しかし、見えないことで理解されない問題は

いつの世も患者の前に大きな壁となって立ちはだかっている。

 

 

三月、四月と芽吹きの時期は

患者が増える季節であることは我々の中では有名な話。

 

穏やかな季節とは裏腹に

なぜ人は心を病むのか。

 

毎年この季節なると不思議に思う。

 

 

 

 

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今日の昼食。

 

自家製全粒粉パンに

川辺で詰んだクレソン、ハーブソーセージ、コーン、

最後にモッツァレラ&ゴータブレンドチーズを乗せてじっくり焼けば

フランス風オープンサンドの完成だ。

 

美味。

 

 

 

 

大切なこと

 

昨夜は最大震度6強大きな地震があった。

 

 

つい先日

東日本大震災から11年を迎えたというのに。

 

まるで人類に「忘れてはいけない」と

地球が訴えかけているようだ。

 

 

 

私は思う。

あのような時に最も大切なことは

SNSに呟くことではない。

 

怪我をしないように身体を守り

少し揺れが治ったら避難の準備をすることだ。

 

大きな地震の後は

陰謀論やスピリチュアルなど

人の不安や恐怖につけ込んだ

怪しい情報も蔓延する。

 

災害地では

修理詐欺が横行する。

 

 

大切なのは冷静になること。

そして優先順位を決めてテキパキと物事を行うこと。

 

 

災害時ほど考えて欲しい。

何が大切で

何をするべきなのか。

 

 

 

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昼飯はうどん。

唐揚げを乗せてみたが、美味。

 

 

 

 

祈り

 

あの悪夢のような出来事から10年が過ぎ、
あの時に生まれた赤子は11歳を迎える。

 

あの出来事が記憶にない子どもたちが

思春期を迎えるということだ。

 

時間が過ぎるのは一瞬だが、

そこにある想いは永遠とも言えるほど長いだろう。

 

あの日、私は知人を亡くした。

痛ましい記憶はまだ消えることはない。

 

 

決して、忘れてはいけない。

 

 

今日、こうして過ごせることに感謝。

 

 

2022年3月11日
黙祷

 

 

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