苺
私は何かを思い立った際
必ず吟味してから行動に移す性格だ。
リアルタイムですぐに発信するよりも
考えを自分の中で整理してまとめ
発信する方が向いているのかもしれないと思う今日。
そういう意味では私はブログ向きな人間なのかもしれない。
できるだけその日のことをその日中に書くようにしているが
1日にやることが多いと全てを記載するのは難しい。
結局、日付に多少の誤差が出るのなら
まとめて読みやすい文章にしたいと思ってしまうのは
職業病なのだろうか。
以前、庭の端に植えておいた4株の苺たち。
気がつけば立派な実がついていた。
矢張り、ネットか何かで保護しなければ
虫や鳥に先を越されてしまうだろうか。
彼らの生きるための野生の本能は凄まじい。
人間の想像以上に
自然については彼らはよく知っており賢いのだ。
彼らは誰かに教えられずとも
実が熟す頃合いを知っており
天気が変わる頃合いを知っており
点滴から身を守る方法を知っている。
普段、我々は
自分たちが中心に世界を回しているような
そういった感覚に陥りがちだが、
自然の中では人間はちっぽけな存在だ。
自然がちょっと力を振るえば
大災害となり
古代エジプトのように
跡形もなく消え去るような
そういう存在なのだ。
地球という大きな流れの中で見れば
人類の築いた文明なんてものは一瞬に過ぎない。
その一時の時間をどう生きるのか。
自分はどうあるべきなのか。
地球上で最も高度な知能を持つと言われるこの脳で
そういったこともっと
人間は考えなければならないのかもしれない。