夜一の変化
夜一が来てからというもの、我が家は大忙しだ。
というのも怯えていた夜一は日に日に人に懐くようになり、
私の膝の上で眠ったり、腹を出して遊ぶようにまでなった。
おすわりやお手も3回やれば覚える仔で
夜一はとても賢い仔だ。
しかし、親に甘えられなかったのの反動か
どこへ行くにも後ろをついて周り
姿が見えなくなれば寂しそうにキャンキャンと鳴く。
目につくものはなんでも口に入れてしまい、
まるで赤子がいるかのような生活。
いや、暇だと私の足まで噛むので
赤子よりも厄介か。
夜一はいまだに家の中での粗相が絶えない。
トイレの場所を覚えられず、どこでもかしこでもしてしまう。
野犬は室内トイレを覚えるのが苦手だとシェルターの方に教わったが、
夜一も例外ではなかったということだ。
本来なら野犬が人に懐くだけでも大変なことだ。
夜一は夜一なりにこれでも一生懸命に頑張っている。
トイレに関しては気長に待つことにしよう。
最近、狼森も暑い。
エアコンがないこの山小屋は
朝目が覚めると熱中症ぎみになっていることも多い。
この暑さを扇風機と井戸の冷水だけ凌ぐしかないのが若干辛いが
それでも山の麓の暑さよりはましやも。
暑いと料理をする気も失せるが、
それでも料理は続けている。
料理の写真も撮り続けていて溜まってしまっているので
ブログに載せたいのだが
夏バテ気味に加えて生活の変化もあり正直そこまでの気力がない。
強靭な肉体が欲しいと思う今日この頃。