White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

子供達への影響

 

新型コロナウイルス感染症

英語ではCOVID‑19。

 

2019年12月31日の昼ごろ初めて報道がなされ、

年明けの2020年1月15日に最初の感染者が確認された。

 

見る見るうちに感染が拡大し

私たちの日常は変化した。

 

不要不急の外出をしない。

手洗いうがい、マスク着用の徹底。

人と人との触れ合いは避けられた。

 

私は元々このような仕事の上

田舎に引っ越したため外出もほとんどしない。

人に会う率も都心に比べればとても低い。

 

コロナ禍に田舎へ引っ越すものも多いと聞く。

私もその一人になるのだろうが、

いわゆるコロナ疎開とは少々目的が違う。

 

それはブログの最初の投稿でも書いたことだが、

私は長年 人間に干渉されない自然豊かな森での生活を求めて

移住先を探してきた。

 

shinya-leyzi.hatenablog.com

 

そしてコロナ禍でこの狼森にたまたま出会ったわけだが、

近年はコロナから逃げるために田舎へ来る者も多いと聞く。

 

 

都心は外を歩くだけで人とすれ違う。

さすれば感染の可能性は捨てきれない。

しかし、田舎はどうだ。

私の森なんぞ人っ子一人歩いていない。

人とすれ違うことの方が稀だ。

 

明かりの少ない田舎は寂しいと言われていたが、

明かりが少ないということは人が少ないということでもある。

このご時世では

それが魅力となっているというのは滑稽な話だ。

 

 

ここ数年で私たちの考えは変わったのだろうか。

日常だったものが非日常となり

毎日報道される感染者数を見るたびに

死を身近に感じる日も増えたのではないだろうか。

 

最も大切なものはなんなのか。

人と人が触れ合わないということは

どんなことが起こりうるのか。

 

災害や震災が起こると、

数年後に子供への影響が出る。

私の元職種では珍しい話ではない。

実際にこの史上最悪の感染が姿を消し出した頃、

おそらくまた子供たちへの影響が出てくるだろう。

 

子供たちは時に大人よりも精神的に我慢強く賢い。

大人が弱音を吐き、愚痴をこぼす時に

子供は笑顔を作って大人を励ましてしまう。

大人が弱れば弱るほど、

子供たちは健気に強くあろうとする。

折れそうな大人を支える柱になってしまう。

 

これは自分の親が病気の時に

わざわざ親を落ち込ませるような言葉かけをしないと一緒だ。

子供は言葉をたくさん持っていない。

その分自分の気持ちを押し殺し

「いい子」になることで大人を助けようとしてしまう。

 

私はこのウイルスが蔓延することも危惧しているが

子供たちの精神面についても心配してる。

 

 

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今日の昼食はにんじん卵そぼろ炒め。

味は塩胡椒でシンプルに。

美味。

 

 

今日は大寒

一年で寒さが最も厳しくなるころとされている。

脆い身体に気を付けて参ろうか。

 

 

 

 

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