White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

もし、行けるのならば

 

お題「人生で一度でいいからいってみたい国ってどこですか?」

 

 

 

 

一度で良いから行ってみたい国…

 

現世でなくても良いのなら

『天国』かな。

 

 

 

天国は行ったきりで

戻る人はいない。

 

一般的には

苦痛も苦悩もない

安心で平和な場所だというが、

果たしてそれは真実なのだろうかと考える時がある。

 

腹も空かず、

働く必要もない。

年をとることも、

病に怯える必要もない。

永遠にただ平和な状態が続く。

 

それは果たして幸せなのだろうか、と。

 

一度だけでも天国へ行き

戻ってくることができれば

やはり現世が良いと

生きることに積極的になれる者も

この世の中には多いのではないかと私は思う。

地獄も然り。

一度目にすれば

あのようにはなりたくないと

思える者がこの世にはいると思う。

 

 

 

私はずっと思っていることがある。

 

神が全ての人の人生を決めているという。

辛い出来事には必ず意味があるという。

 

ならば、もし私があの世へ行った暁には

神を問い詰めようと思う。

 

なぜ私にあんなことをしたのかと。

なぜそのようにする必要があったのかと。

神はその理由を知っているのだろう?

 

別に神を恨んでいるわけではないが、

ただ理由を聞きたい。

人を苦しめるのにどんな正当な理由があるのかと。

それに慈悲深いと言われる神は心が痛まないのかと。

 

 

天国には時間は山ほどある。

永遠に時間があるのなら

納得するまで聞こうではないかないか。

 

 

なぜ神は私をこのように創造したのかと。

 

 

 

 

かなり手抜きの炒め物。

まぁ、そんな日もあっても良いよな。

 

 

 

 

二〇二三年 賀正

 

年が明け、

新たな年がまた始まった。

 

昨年は親族が亡くなった故、

今年の正月は静かだ。

 

 

近くの神社へと足を運び、

昨年の感謝と今年の抱負をご報告し

少し手抜きの食事をした以外は

大したことはこれと言ってしていない。

私は酒も飲まぬし、福袋も買わんしな。

 

福袋は同じ金額で必需品のみを買った方がずっと効率的だ。

だからあれは必需品を低価格で買うものではなく、

少しばかりの精神的な楽しみを買うものだと思っている。

 

 

 

 

ああ、そう言えば

御守りのお焚き上げを忘れたな。

 

御朱印集めを趣味にする兄弟が

昨年の旅行の際に買ってくれたものなのだが、

今度の外出の際にお願いするとするか。

 

 

 

 

あとすることと言えば

新年の抱負の作成くらいか。

 

 

 

 

昨年は様々な方に世話になった。

今年もご縁があれば様々な方と繋がり

そしてその方々に世話になるのだろう。

そうやって人生は日々続いてゆく。

 

この歳になっても

“始まり”はいつも少し心が踊る。

 

何事も終わりを迎えるのは簡単で、

始めることの方が難しい。

継続するのはさらに困難を極めるものだ。

だからこそ『継続は力なり』と言うのだろう。

 

 

今年も新たな自身に出会える

良き一年となりますよう、

そして皆様にとって

平和で笑いの多い一年となりますように。

 

 

 

 

二○二二年 大晦日

 

クリスマスは予想外に2つもケーキを頂き、

やたら甘いクリスマスだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チーズケーキに

チョコレートケーキ。

 

個人的な味の好みで言えばチョコレートケーキだな。

飾りが可愛らしすぎるがな。

 

 

 

二〇二二年

今年は後半ブログがあまり書けず。

それが少し心残りだ。

 

それ以外は今年も忙しない一年だった。

束の間の一息が精一杯。

長い休息はあまり取れなかった。

 

まぁ、忙しないということは充実しているとも考えられる。

何もやることがないよりは物事に追われているくらいが

人生は丁度良いかもしれないが。

それでももう少し休息も欲しいところだ。

 

今年もあと数時間で終わりか。

晦日はなぜこうも寂しく感じるのか不思議だ。

 

 

今年も様々な人に世話になった。

来年も良き年になるよう祈るばかり。

 

 

 

 

罠にかかった狼

 

最近Amazon

プライム会員(有料会員)への勧誘が凄まじい。

それは常々思っていたことだ。

 

今まで気をつけてきたのだが、

とうとう今月

手違いで翌日配送を選択したことで

強制入会させられてしまった。

 

といわけで、

今月だけ強制的に

Amazonのプライム会員になったわけだが。

 

 

後悔しても仕方がないと

最早開き直り、

以前に観たいと持ったが

Amazon prime video(アマゾンプライムビデオ)でしか

観れなかったため断念した

『Good Omens』を観ることにした。

 

 

 

あらすじ

現代のイギリスを舞台とする。天使と悪魔たちはともにハルマゲドンの準備を進めているが、6000年前の世界創造以来地上の生活に馴染み、人間の文化を愛している天使のアジラフェルと悪魔のクロウリーは、世界の破壊を避けようと結託する。悪魔たちは、イギリス在住のアメリカ外交官ダウリング家に生まれた息子を、反キリストの子とすり替えようとするが、誤ってヤング家の息子アダムとすり替えてしまう。

11年後、アダムは成長し、ヨハネの黙示録の四騎士が集まり、天使と悪魔の軍団はともにハルマゲドンの実現を図る。アジラフェル、クロウリー、かつての魔女と魔女狩り軍の子孫は破滅を避けようとする。アダムはハルマゲドンを拒否し、父サタンの怒りにも従わず、世界の平和は守られる。アジラフェルとクロウリーは友情を継続する。――Wikipedia

 

『グッド・オーメンズ』(原題:Good Omens)は

喜劇小説だ。

ニール・ゲイマン(Neil Gaiman)と

テリー・プラチェット(Terry Pratchett)共著の

同名小説に基づくテレビドラマシリーズだ。

 

世界の終末における最終的な決戦の地『ハルマゲドン』。

魔王になれる力を持った

特別な子供が太古に予言されたように産まれ、

その子の成長によって世界が左右されると言ったときに

ある悪魔と天使が奮闘するという話。

 

ドラマと言っても

各話が60分近くあるので

かなり見応えがある。

 

『天使は良いことしかできない

悪魔は悪いことしかできない』

それを前提として

いかにお互いのメリットになるように動くかということを

天使と悪魔が仲良く考えている場面は

なかなかに滑稽だ。

 

神の使い、悪魔の使いというからには

完璧なのかと思いきや

大いに間が抜けたところもあり

そこがなんともいえないキャラクターを作り出している。

 

 

クロウリー(悪魔)の瞳が蛇のために

常にサングラスをかけているのだが、

そのデザインがなかなかに良い。

 

 

アジラフェルの古風な服装や

穏やかな雰囲気が

より一層二人を対照的にさせる。

 

服装以外にも

背筋を伸ばして凛とした姿勢、

堕落した怠惰な姿勢、

古めかしい律儀な言葉、

流行りに乗った流行言葉、

古書に黒電話、

インターネットにスマートフォン

 

真反対の二人が

なぜここまで仲が良いのか。

 

 

『天使も悪魔も関係ない、俺たちは俺たちだ』

 

この言葉を敵である天使アジラフェルに

真剣に訴える悪魔クロウリーの姿に

少々感動した。

 

彼らは長い間人間界にいたことで

人間に感化されているのか、

それとも本当は

完璧な悪魔(悪党)も

完璧な天使(善良者)もいないのか。

 

天使と悪魔が仲良くすることは罪なのか、

天使が悪いことを、悪魔が良いことをすることは罪なのか、

人間という存在を愛することは罪なのか、

死や消滅に怯えることは罪なのか、

音楽や本などの娯楽に没頭することは罪なのか、

自分の過ちを人に拭わせるのは罪なのか、

多くの人を救うために一人を殺めることは罪なのか、

一人のために多くの人を見殺しにすることは罪なのか、

人間の戦争は罪で天界の戦争は罪ではないのか。

 

『罪』とは一体何なのか。

 

そんなことを無言で訴えかけてくる

考えさせられる内容だった。

 

そもそも、

天使と悪魔でさえ話もできない姿も見ることのできない神とは

一体なんなのだろうか。

 

神は自分達に何を望まれていて

どこまでが“神の計画”なのか。

そもそも“言葉にできない神の計画”とは

言葉にできないはずなのに

なぜ我々はその計画について

言葉で言及しているのか。

 

 

 

私は過去に聖書を読破したことがある。

過去の偉大なる作家は

多かれ少なかれ

聖書の影響を受けているため

通読しておくと

物語をより深く味わえるからだ。

 

執筆に行き詰まると

今でも時々読むことがある。

 

キリスト教の信者には申し訳ないが

あれは普通に物語として読んでも面白い。

 

聖書は神のお告げを受た人間によって、

書かれたものとされており、

内容は人間が考えたものではなく

あくまでも神が考えたものだとされている。

 

しかし、私が思うに

それではなぜ少し前の章で言ったことを

易々と次の章で変更するのか。

情緒の面だけで見ても

作者は複数人である可能性が濃厚だ。

聖書は時代によって人の手を渡り

過失修正されてきたのだろう。

そういった視点から読むだけでもかなり面白い。

 

この映画も

聖書を通読している者向けの皮肉が多いため

はできれば

旧約聖書新約聖書を読破してから

観た方がより楽しめるかもしれない。

 

 

聖書を読んで喉につっかえた疑問を

風変わりな天使と悪魔が

喜劇的に、またとても人間らしく解決してくれる。

そんな映画だった。

 

 

 

さて、こうしてAmazonの罠にまんまかかったわけだが

現在セカンドシーズンも製作中だとのことだ。

 

Amazonのプライム会員は

今月で解約する予定なのだが、

セカンドシーズンが始まったら

またAmazonの罠に掛かる気がしてならない。

 

 

久々に続編が待ち遠しい一本だった。

 

 

 

アスパラと豚肉と玉ねぎの炒め。

美味。

 

 

 

 

 

悲しきかな、死に直面するということは。

人が亡くなることは

悲しきこと。

 

核家族化が進むのと同時に、

人の死に目に会うことも

少なくなった。

 

 

 

元総理が亡くなった一件で

この上なく心を病む人が増えている。

 

政治家は

日常でほとんど会うことのない人物。

写真や動画でのみ会う人物という人も

少なくなかろう。

 

これが

隣の席に座る

毎日顔を合わせる人物であったなら

どんな気持ちだろうか。

 

もし、

明日また会えると思っていた人物が

明日この世にいなかったとしたら。

 

朝 見送り、

「ただいま」の声が聞けると思っていた人物が

もう帰ってこなかったら。

 

どんな気持ちであろう。

 

死因がどうであれ、

画面越しの人物が亡くなったことに

これだけ心を痛める感情が

まだ人間に残っているのならば

どうか、他の死たちにも心を寄せて欲しい。

 

 

今、この瞬間は永遠ではない。

 

生は気まぐれで気分屋。

そのため別れは思わぬところで突然やって来る。

 

「またね」は

確約されたものではない。

 

「また会いたい」という

人間たちの淡い希望。

それが言語化されたにすぎない。

 

 

どれだけの人が

日常で自身の生を考えて生きているのだろうか。

 

 

 

 

肉を買い忘れた者の末路。

 

悲しくも肉なしの

玉ねぎ、卵、ニラのみの炒飯(チャーハン)。

 

 

 

無謀な企て

 

いかん。

『ロミオ+ジュリエット』

(原題:Romeo + Juliet)を

まだ最後まで観ておらず、

さらに『シザーハンズ

(原題: Edward Scissorhands)を

フライングで鑑賞したのにも関わらず、

再び暴挙に出てしまった。

 

 

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

(原題:Miss Peregrine's Home for Peculiar Children)

 

 

 

ビッグ・フィッシュ

(原題:Big Fish)

 

 

 

ティム・バートンのコープスブライド

(原題:Tim Burton's Corpse Bride)

 



鑑賞したかったのは

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

だけだったはずなのだが。

 

以前英語で鑑賞し、

日本語での吹き替えはいかがなものなのかと

思い出して興味を持ったのだ。

 

上記同様にティム・バートンの実写映画で

ビッグ・フィッシュ』をカートへ投入。

そして気がつけば

コープスブライド』もカートへ入れていた。

いやはや、無意識とは怖いものだ。

 

コープスブライド』は

以前、日本語吹き替えで鑑賞したことがあるが

英語では鑑賞したことがない。

 

 

 

クレイアニメーション

通常のアニメやCG

実写とは違う味があり面白い。

 

ティム・バートン

クレイアニメーションといえば

他に

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

(原題:The Nightmare Before Christmas)もあるが

あの映画は海外ではハロウィンシーズンに

必ずと言っていいほどホームパーティーで上映会をする。

 

 



気に入る者は気にいるが

そうでもない者はそうでもない映画だ。

語呂合わせの歌詞と音楽が好みかどうかで

おそらく気に入るかどうかが別れるのだろう。

 

 

 

最近、鑑賞物が

何やらダークファンタジーに傾きつつある気がする。

まぁ、仕方あるまい。

 

ティム・バートン

彼が作り上げるダークファンタジーの世界は

ミステリーを基盤に

シリアスなホラーと

ひょうきんなジョークがバランス良く入ることで

不思議と重いダーク感が緩和されており、

まるで甘塩っぱいみたらし団子を食した後のように

余韻がなんとも心良いのだ。

 

 

 

余り飯を使った炒飯(チャーハン)。

 

時間が経ち乾燥してしまった飯は

炒飯にするのが一番美味い。