White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

小さきモノの逆襲

 

さて、トイレのDIYの後

かなり苦悩した事件が起こった。

 

shinya-leyzi.hatenablog.com

 

 

トイレの板の隙間から出てくる出てくる

蟻の集団。

 

全長2〜3mmほどの小さな黒きモノが

わんさかとトイレの壁と床を黒く染める。

 

足を動かすだけで振動で動き回るため

静かにリビングからカーペット用の

ローラー式粘着クリーナーを持ってくる。

 

それでひたすら蟻を駆除し続け1時間。

 

一息ついたのも束の間。

 

その夜はキッチンの床と壁の隙間から

再び蟻が集団で発生。

 

どうやらシロアリや羽蟻ではないようだが、

とにかくわんさかとどこからともなくやってくる。

 

再び粘着クリーナーで時間をかけて駆除。

 

我が家は猫がいるため

殺虫剤は使えない。

手作業でブチブチとくっ付けて処分するしかない。

 

潰している感触が

手に伝わっててきてとても気持ちが悪い。

 

 

次の日の昼。

一番暑い時間に突入すると

再びトイレに蟻が出没。

 

おそらく外の暑さを凌ぐために家の中にやってきているようだ。

 

トイレの隙間を全て塞ぐことを決意し、

とりあえずDIY用の養生テープで床や壁の隙間を塞ぐ。

 

おそらく、トイレの工事をした際に

カビの生えたコルクボードを一部切除したことが

関係あるのかもしれない。

 

トイレはその後数匹出没したのみで終結したが、

キッチンは相変わらずどこからともなく蟻が湧く。

 

蟻酸の問題もあるので

見つけ次第粘着クリーナーで取って捨てる。

出てきている場所を発見すれば養生テープで塞ぐ。

 

そんなことを一日中繰り返した。

 

この日に蟻は裏口付近の壁から

基礎を伝って侵入してきていることがわかり、

そこに砂糖と重曹を混ぜたトラップを設置。

 

 

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劇的な効果があるかどうかはわからないが、

それでもやらないよりかはマシだろう。

 

裏口を一瞬開けてトラップを設置すると

その数秒でヒメスズメバチが家の中に侵入。

 

 

ja.wikipedia.org

 

 

泣きっ面に蜂とは様にこのこと。

 

なんとか別の窓から外に出て行ってもらったが

寿命が縮んだような気がする。

もうこんなことは御免だ。

 

 

 

 

次の日の早朝、

目が覚めるとキッチンの天井から蟻がわんさかと沸いていた。

どうやらトイレ、キッチン床と塞がれたことで

天上の隙間に出入り口が移動したようだ。

 

脚立に乗り

ひたすら養生テープで出入り口をひとまず留める。

 

それでもまだ蟻はどこからともなく湧いてくる。

食器や調理器具にまで蟻が這うため

全てのものを一旦別の部屋へと移したりなど

駆除作業以外にもとにかく時間を取られた。

 

 

それに加え、脱衣所とトイレに此奴の出没。

 

 

 

shinya-leyzi.hatenablog.com

 

竈馬(カマドウマ)と呼ばれる、いわゆる便所コウロギ。

 

此奴は実はかなり大きい。

 

床にい場合は逃げ足も早く、

完全に潰さなければ捕獲することは不可能。

 

此奴は夜行性で夜しか発見することが難しい。

とても厄介で胸糞悪い虫だ。

 

 

そんな作業に追われている間に

注文していたハッカ油が到着。

 

これはツイッターのフォロワー様も効果を認める

期待できる品物だ。

 

天然ものなので殺虫剤よりも猫に優しい。

 

床下収納を外し床下に数的垂らす。

それから屋根裏にも数滴垂らした。

 

これが何よりも効果絶大。

 

ハッカ油のおかげで数日で蟻は全く出没しなくなった。

 

 

一方、カマドウマはというと

ハッカ油が効かないのか

相変わらず毎日数匹ほど出没していた。

 

此奴の出入り口を徹底的に探す。

手足は長くて一見大きく見えるが

本体は薄く小さいため、

手足を折ればかなり小さい穴からでも入り込めるようだ。

 

最終的は洗面台の排水溝と

風呂場の排水溝、

それと洗濯機の排水溝

さらに長年の放置で歪んだ網戸の隙間から

侵入しているということがわかり、

そこを全て塞ぐという作業で改善。

 

塞いでいれば出没しないが

風呂の栓を数時間締め忘れるだけで

此奴は家の中に侵入する。

今後も気を張り続けなければならない。

 

 

蟻問題の方は

できるだけ家からいなくなってもらうために

基礎部分付近の草刈りを徹底し、風通しをよくした。

 

それからハッカの苗を裏口付近に植えてみることで

現在は様子を見ている。

 

 

 

自然が豊かな場所というのは

虫も豊かだということだ。