White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

戦争の前触れ

 

戦争が起こる前触れがある。

 

 

世界的な不景気に加え

音楽、絵画、文芸といった

芸術作品に変化が起こるという話を

随分昔に耳にしたことがある。

 

どのように変化があるかというと、

“混沌と化す” のである。

 

視覚的にも

過激なものが増えるという。

 

 

 

例えば最近の音楽。

 

現在の音楽を象徴するアーティストが

目につかないのは私だけだろうか。

 

最近の音楽は流行り廃りがどの時代よりも早く

トップの座に君臨し、長く息をしている音楽家が少ない印象を受ける。

 

一曲売れるも

他の曲は売れずじまい。

その一曲以外は耳にしたこともなければ

その曲を作って演奏しているアーティストを目にすることなく終わることもある。

 

『今売れている曲』のジャンルも目まぐるしく変わり、

歌詞には自死を仄めかすようなものが多い。

 

 

これは音楽に限った話ではない。

 

漫画や小説といったものたちもそうだ。

 

 

 

インフルエンサーとして最前線で活躍する人たちでさえ

次に何が来るのか、何に光が当たるのか読めない時代。

 

それがまさしく

“混沌と化している状態”なのである。

 

 

不景気になると期待を抱く若者を利用して

搾り取るだけ搾り取ったらさようならという大人の闇が社会に蔓延する。

そうやって搾取され、

後の人生を詰まされた若者の話が増えていることを私は常々気にかけていたが

そんなことが日常茶飯事になった今、流行り戦争が勃発した。

 

 

私たちの国ではないものの

同じ地球という惑星で、同じ人間という生物同士で

命を取り合っているのだ。

 

 

 

 



何もできない自分が歯痒い。

 


せめてもの行いで私は毎晩床に着く前に

戦地にいる人々に思いを馳せる。

 


軍隊さえも持たない

まさに平和という文字を絵に描いたような国で暮らす私には

このくらいのことしかできない。

 


寄付金も支援物資も

実際は現地の人々の手に渡る前に別の者の手に渡ってしまう。

それはこの目で見て知っている。

 


日本のように治安の良い国は少ない。

例え商品やお客の荷物であろうとも、

宝石や貴金属などは窃盗されることがほとんど。

本当に現地の人に届けたいのであれば

自分で現地へ赴き届けるしかない。

 


しかし、それは許されない。

嗚呼、歯痒い。

 

 

 

 

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わかめのごま醤油麹和え。

少し火を通したので和物というより炒め物に近い感じだ。

 

サラダのようにさっぱりと。

美味。