White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

ゴールデンウィーク初日

 

長期休暇を森で過ごす。

長時間の移動は疲労するが、それでもそこへ向かう価値がある。

 

窓から見えるこの風景にこれから何か物語の始まるようなのそんな気さえする。

 

f:id:Shinya_Leyzi:20210514140154j:plain

狼森へ向かう途中の風景

 


自然の中での目覚めは最高だ。

朝一番でまだひんやりと冷えた空気を胸いっぱいに吸いながら朝の体操。

 

f:id:Shinya_Leyzi:20210514140433j:plain

庭の巨大な紅葉の木

 

 

温かい茶を飲んだら、朝の散歩。

朝の散歩は気持ちが良い。

 

初夏に近づき、紅葉が鮮やかな黄緑色になってきた。

新緑に朝日が透ける様子はまるで緑のレースカーテンのようだ。

 

庭の小川の水とともに吹き抜ける風が寝惚け眼の頬をそっと撫でる。

冷たく心地よい風は森特有の苔のような湿った香りがする。

 

f:id:Shinya_Leyzi:20210514140429j:plain

庭の小川

 

森は常に違う顔を私に見せてくれる。

この地を訪れる度にこの地に辿り着けてよかったと心から思う。