White Wolf's Forest

ウルフマン 森の生活

とある小説家が山小屋で料理をしながらスローライフを目指す

桜と梅から桃がなる

 

狼森は前オーナーが植えた木々がたくさん存在する。

 

昨年の春はそれらに大いに楽しませてもらった。

 

 

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昨年の花の後、

その中の一つの木に

何やら実がぶら下がってることに気が付いた。

 

 

この桜だと思われていた木。

 

 

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君は梅だったのか。

 

 

そう思ったが、何かが違う。

 

 

ニオイや形は梅に似ているが、何かが違うのだ。

 

 

1つ取って割ってみると

どうやらこれは梅ではなく桃のようだ。

 

 

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同時期に森の中のこの梅だと思われた木にも

同じ実がたわわに実った。

 

つまりこれらは梅のように見えたが

実は桃だったのだ。

 

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「花が楽しめさらに桃が食えたら最高ではないか」と

大きくなるのを待っていたが、

夏場 雨も多く虫も多かったため

結果的に大きくなることはなかった。

 

黄緑色から黄色になり

一部ほんのりとピンクに色付いたかと思えば

そのまま全て落下。

 

落ちた実の香りは正しく“桃”そのもので

その甘い香りに蟻が群がっていた。

 

 

桃の栽培は難しいのだろうか。

それともこれは花を鑑賞するための花桃だったのだろうか。

 

今年の春、再びよく観察しようと思う。

 

 

 

 

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